トヨタの期間工として働いていた北海道のSさん(30歳)に話を聞きました。
19歳から21歳まで2年間、愛知県のトヨタで期間工として働いていました。
給与面が良いことと、友人が働いていたことが理由です。
面接は地元の札幌市でした。
面接官はしっかりした印象でした。スーツで一般企業と何ら変わりない面接だと思います。面接で聞かれた質問内容は、集団面接、応募理由や道外に出ることに対するためらいがないか等でした。私は、トヨタ=大企業という印象だったので、パリっと爽やかな印象になるように心がけました。
ハンドル下とステップ部分にパーツをはめていました。1日8時間の勤務で、夜勤も有りました。作業中は、近くで同じ作業をしている人と少し会話ある程度で、皆黙々と働いていました。
月30万以上の給与はありました。半年で就業手当みたいものもありました。節約しているつもりはありませんでしたが、2年間で約200万の貯金ができたことが嬉しかったです。
寮には入らず、友人とルームシェアをしていました。
とにかくひたすら流れてくる車体にパーツはめていたので、自分も機械になるんじゃないかと思うほど精神的にきつかったです。
1台にかけられる時間が決まっているので、入社直後は作業が遅くてたくさん怒られました。慣れない頃は会話している余裕も無いので、慣れるまでがきつかったです。でも慣れると逆に凄く楽でした。
とにかく給料が抜群に良かったことです。同級生の高卒で月収30万以上、年収400万を貰っていた人間はほぼいなかったので、かなり優越感を得られました。貯金も200万できたので、辞めて地元に帰ってきてからも暫くはのんびり生活できました。
同僚は年齢差が激しかったが、同い年も結構いたのですぐに打ち解けられました。人付き合いが苦手な人でも割りと居やすい環境だと思います。自分の部署の上司と先輩は当たりが良かったのか優しかったのですが、別の部署では相当怒鳴られている光景も見たのでそこは運だと思います。
車好きが多かったので皆でドライブしたり車いじったり、とにかく車に関係していることを皆でやっていました。
あと、お金があったのでしょっちゅう遊びに出かけていました。たまにスロットや競馬をやったり、ずっと寝てたこともあります。
単純作業だと思ってたらえらい目に合う可能性もありますが、それを補って余るほど良いこともたくさんあります。給料もたくさんもらえるし、手当も良い。高校を卒業してすぐ社会人としてスタートしたい人にもおすすめです。
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