トヨタで車の内部部品の作成の期間工として働いていた愛知県のBさんの体験談

トヨタの期間工として働いたことのある愛知県のBさん(35歳)に話を聞きました

6年前(28歳)に3年間働きました。

期間工として働く前にアルバイトをしていたのですが、そのバイトは、昼は主婦、夜は学生とシフトがほぼ決まっていて、なかなかシフトに入れず、他の職場を探していたら、知り合いの方から紹介されたのがきっかけです。

工場に履歴書持参で行きました。人手が足りていなかったのか、「すぐに出勤できますか？」と言われたので、「はい」と返答するとすぐに採用になりました。知り合いの紹介だったからか、あまり他には質問されませんでした。期間従業員、自動車工場勤務ともに初めての仕事なので、どこまでできるか、正社員の方たちと仲良くできるか不安でしたが、優しい雰囲気の人達が多くて安心した記憶があります。

車の内部の部品を作っていました。時間は9時～17時でした。お昼休憩は、15時に10分の休憩があるからと50分でした。製品の種類が多かったので、現場の方たちが、その製品を見て、動物や文房具に似ているからと、その名前がつけられたようです。名前には、「あひる」「ひよこ」「ホッチキス」などがありました。今でも印象に残っています。面白いなぁ！と思っていたからか、製品の名前を割と早く覚えられたかなぁ？と思います！もちろん、トヨタの製品番号もあります。

私は日勤のみの勤務だったので、そこまで給与は高くありませんでした。残業が一番多いときで、手取り20万を切るくらいの金額だったと思います。

工場の近くに住んでいたので寮は利用しませんでした。

正社員の方と、期間従業員とで、駐車場の距離が違いました！初めは会社に5分前に着きタイムカードを押せばよかったのに、外注が納品してくる製品の中に、犬の毛が混入していて、それ以降は、衛生面も厳しくなり、30分以上前から会社に行かなければならなくなりました。服をはらったり、手洗いをしてから入るなど衛生面を徹底されました。

正社員の方ほど厳しいノルマがなかったのが良かったです。入った時にあった製品を覚えてしまえば、その後に新しい製品が増えても、覚えてくださいとは言われなかったので、初めに覚えてしまうことで、後が楽でした。

どこの会社でも差別やいじめなどがあると思っていたのですが、ここの会社はありませんでした。正社員、期間従業員とで、差があるかなぁ？とも思いましたが、それもありませんでした。人間関係としては、何の苦もなかったように思います！ただ、休憩など事務所は事務所、現場の男性は男性、女性は女性に別れていました。

友達とよくカラオケに行っていました。会社の人たちとは、ランチにいったり、喫茶店に行ったりしていました。会社のイベントとして、定期的にボーリング大会があり、期間従業員なのに、幹事をやらさせてもらえたりしました。

自分は期間従業員だから、正社員の人とは違うんだ。など、自分から差別するような考えはなくしていいと思います！まったく気にしないとこもあるだろうし、自分がそう思っていると、不思議と相手にも伝わったりして、初めからギクシャクしたりしまうかもしれません。期間従業員でも、正社員でも、バイトでも、全て会社の看板を背負った一人だと思います。